イングリッシュウイスキー・ワイヤーワークスの導入店紹介。第十三回目は神戸・三宮、東門街の路地奥にひっそりと佇む一軒家バー「BAR cask」。オーナーバーテンダーの川上 和希さんにお話を伺いました。

BAR caskについて
BAR caskはボトラーズのスコッチウイスキーや季節のフレッシュフルーツを使ったカクテルを、ゆっくりとお楽しみいただけるBARです。お客様の層は20〜50代までと幅広く、モルトウイスキーを中心に、私がお好みを伺いながら“神戸の一杯”をご提案させていただいております。今回は、400本超のバックバーにイングランド発のワイヤーワークスを加えさえていただきました。

ワイヤーワークスを試飲した感想は?
最初にワイヤーワークス オーバースモークを飲んだのですが、美味しかったすね。スモーキーの“入口”としても扱いやすく、ウイスキー初心者の方にもおすすめやすいと思いました。新興蒸留所ゆえ長期熟成は難しいはずですが、それを感じさせないフルーティーさがあり、ピートに慣れていない方でも自然に手を伸ばしやすいバランスの良さが印象的でした。
ワイヤーワークスに合うおすすめの飲み方は?
おすすめは「ストレート」または「ロック」です。まずはストレートで果実のニュアンスと滑らかな口当たりを確かめるのも良いですし、ロックで飲めば甘みと穏やかなスモークを感じることができます。食後にはロックで余韻を長く楽しむなど、シーンに合わせて飲み方を工夫することで、よりワイヤーワークスの味わいを体験していただると思います。

編集部のコメント
川上さんはBARでのアルバイトをきっかけにお酒の世界に魅了され、BAR caskでは店長として働いていましたが、コロナを機に独立されたそうです。バックバーに400本超のウイスキーがラインナップされている、静かな路地裏の一軒家バー「BAR cask」で、川上さんおすすめの一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか?