イングランドウイスキー・ワイヤーワークスの導入店紹介。第五回目は東京・銀座駅から徒歩7分、銀座エリア最大の商業施設 GINZA SIX内にある家寳 跳龍門(カポ チョウリュウモン)。料理長の袁 家寳さんにお話を伺いました。

家寳 跳龍門について
家寳 跳龍門は、創業以来伝統的な広東料理を基盤にしつつ、銀座という土地やお客様の幅広い嗜好に応えるために、オリジナルの要素を取り入れた中華料理店です。
店名にある「跳龍門」は、古代中国の伝説に由来しており、龍門を跳ね越えることで出世すると言われています。常にお客様に楽しんでいただけるお料理、お酒、サービス、その一つひとつを常に進化させていきたいとう想いを込めて名付けられました。
お酒のラインナップについて
中華といえば紹興酒が有名ですが、当店ではお料理に合わせて様々なお酒を楽しんでいただけるよう、紹興酒以外にもウイスキーやワインのラインナップを充実させています。
特にウイスキーは海外のお客様からも人気が高く、山崎18年、山崎25年、響21年、響30年、マッカラン18年、マッカラン25年などジャパニーズの年代物も含めて幅広く取り揃えさせていただいています。ワイヤーワークスは、近年世界的に注目されているイングランドウイスキーということで、お客様への新たなご提案として取り入れさせていただきました。
ワイヤーワークスを試飲した感想は?
とても美味しかったです。ピートの効いたウイスキーというとライフロイグを思い浮かべましたが、ワイヤーワークスは、軽やかな飲み口でありながらほどよいピートを感じることができ、当店の料理を引き立ててくれるのではないかと感じました。
広東料理は中華料理の中でも使用する脂が少なく、非常に繊細でさっぱりとした味わいが特徴の料理なので、ワイヤーワークスのように優しく円熟した味わいのウイスキーは当店の料理とも相性が良いと思います。
ワイヤーワークスに合うおすすめ料理は?

「鶏のクリスピー揚げ」という鶏の丸揚げがおすすめですね。「鶏のクリスピー揚げ」の鶏は鍋で揚げるのではなく、下準備した鶏の表面に高温の油をかけてじっくり揚げていきます。
パリパリ皮とともに肉汁たっぷりの柔らかい鶏肉なので、ペアリングにウイスキーを選ばれるお客様も多いですね。鍋で揚げるよりもさっぱり食べられる料理なので、軽やかな飲み口のワイヤーワークスと相性は良いと思います。
編集部のコメント

取材当日はランチタイムのコースを注文させていただき、家寳さんおすすめの「鶏のクリスピー揚げ」をワイヤーワークスといただきました。
香ばしい皮にジューシーなお肉。むね、もも、手羽などあらゆる部位の鶏肉を楽しむことができました。ワイヤーワークスはソーダ割りで注文。ほどよい鶏の脂と、すっきりとした飲み口のワイヤーワークスはやはり相性抜群でした。口の中に少し残るピートの香りも手伝って、ついつい次の鶏を手に取ってしまいます。
家寳 跳龍門は50年超の歴史を誇る高級広東料理店の日本支店で、長年総料理長を務めてきた家寶さんオリジナルの料理が楽しめる中華の名店。銀座へ立ち寄った際は、家寳 跳龍門へ足を運んでみてはいかがでしょうか。