イングランドウイスキー・ワイヤーワークスの導入店紹介。第三回目は東京・新橋駅から徒歩5分の場所にあるBAR LIEN。オーナーバーテンダーの関川 洋介さんにお話を伺いました。

ワイヤーワークスを試飲した感想は?
イングランドウイスキーはスコットランドやアイルランドより歴史こそ浅いですが、最近は新興勢力として人気が高まってますよね。
今回のワイヤーワークス、美味しかったですね。しっかりしたモルトの風味とフルーティーさがうまく融合しているなという印象です。アルコール度数も46度と骨格があるので立体感のあるウイスキーと言えるのではないでしょうか。あとは、口当たりがライトなのでとても飲みやすいですね。
ワイヤーワークスをおすすめしたい人は?
癖がないので、ウイスキー初心者の方にはとてもおすすめしやすいです。とはいえ骨格があって飲み応えもあるので、アイラなどピート好きの方にも試してみて欲しいですね。あとは背景を語れるところが印象に残りやすくて良いですよね。
イングランド産大麦と清流の水を使用といった地産地消、サスティナブルといったテーマには共感を持ってくれる方もいると思うので、味だけでなく背景まで楽しめますね。

おすすめの飲み方を教えてください
まずはストレートもしくはトワイスアップでしょうか。慣れてない方は水割りでも良いと思います。あとはフルーツを加えてソーダで割っても美味しそうですね。
カクテルにするとしたらワイヤーワークス カデュールを使用したマンハッタンなど良いのでないでしょうか。ポルトガル・マデイラ島のベルモットは樽で寝かせているので相性が良いと思います。
おつまみは何がおすすめですか?
フードはスタンダードに楽しむならワイヤーワークスのフルーティーな印象に合わせてドライフルーツが良いと思います。あとは当店にあるものだと和牛のビーフジャーキーはおすすめですね。
編集部のコメント

22歳からBARの世界へ入り、開業を目指して埼玉、東京の様々なお店で修行を積んできた関川さん。当初は埼玉・大宮で開業しましたが、現在の新橋へ移転して2024年で6年になるといいます。お店の特徴としてはポルトガルの首都リスボンから1000kmほど離れた島、マデイラ島で生産されるマデイラワインを取り扱っているというところ。
白ワインにアルコールを入れて保存を強化し、樽で熟成させるというマデイラワイン。BAR LIENでは3年、5年熟成のものから約200年前のヴィンテージまでカウンター内の棚にラインナップされています。また、関川さん自身がマデイラ島を訪れて、現地でアイテムを買い付けるなど、専門性の高いお店です。
BAR LIENは月〜土の18時〜25時で営業中。21時以降は混雑するようですが、18時〜21時は比較的ゆったりと過ごせるそうです。ポルトガルのマデイラワインを味わってみたいという方、BAR LIENへ足を運んでみてはいかがでしょうか?